職務分析・職務評価研修の講師を務めました
厚生労働省が主管する、職務分析・職務評価コンサルタントを養成する為の研修事業に以前から参画させて頂いており、今年も研修運営委員会の委員に任命された事は先日ご報告させて頂きましたが、本日、研修本番の初回を迎えました。
昨年はコロナ禍の影響でオンライン実施となりましたが、今年は対面実施で、全国から100名以上の受講者が東京に集まり、全5回に分かれ実施されます。
毎回4~5名程度のチームに分かれ、私はそのうちの1チームを任され、研修を進行させて頂きました。
架空の企業を相手に、受講者がコンサルタント役となって、企業に対して色々なヒアリングをしながら、ワークシートに沿って職務分析・職務評価を進めてゆくという、ロールプレイング形式の研修となります。
講師である私は企業担当者役となり、受講者からの質問に答えつつ、時間内にコンサルティングが進むよう話を導きながら、演習後は質問の仕方や話の進め方など、より円滑なコンサルティングを行う為のアドバイスをする役割を担いました。
受講者といっても、その殆どは現役の社会保険労務士であり、私よりも業歴が長い大先輩なども大勢おられる中、講師として適切な対応をする事は難しかったですが、事務局の方々や他の講師先生からのご支援を頂きながら、何とか役割を全うでき安堵しております。
また、講師である私自身も多くの気付きを頂く事ができ、大変良い経験になりました。
受講生の方々は研修後、実際に企業を訪問しコンサルティングをする事になりますので、この研修が実践前の練習として少しでも役に立つよう、明日以降もしっかりとご支援したいと思っております。