最近のFP相談事例のご紹介

コロナ禍が続く中で、働き方や生活様式にも大きな変化が起きており、今後の先行きや見通しが立てづらい状況を不安に思っておられる方々も大勢いらっしゃると思います。

そのような情勢下にあるからなのか、当職にファイナンシャルプランに関するご相談をされる方が最近多くなってきましたので、今回は最近の相談事例をいくつかご紹介したいと思います。

事例 ❶「定年後の老後資金について」

今後、定年退職を迎えるにあたっての老後資金をシミュレーションしたいというご相談でした。

現在は大学教授をされており、奥様も働いている事から、手取りで1000万円以上の収入がある一方で、船舶を所有されており係留費などの通常の家庭では発生しない、特殊な出費もあり、また、近日中にご自宅の買替えを検討されておられ、定年後に必要な費用を踏まえ、どの程度の金額の物件を購入できるか試算したいというご依頼でした。

定年退職後の想定収入や各種支出に関するシミュレーションをした結果、現在お住まいの不動産の売却価格と同等程度の金額での買替えであれば、所有している船舶を手放す等の対応をせずに老後資金を賄えそうだという結果になりました。

本件は所謂、高所得者層と言われる方ですが、そのような方からもご相談が来るご時世なのだと思いました。

事例 ❷「起業後の生活資金について」

現在お勤めの大手企業を退職し、会社を起業する予定の方からのご相談で、起業後の生活資金についてのシミュレーションに関するご依頼でした。

住宅ローンとリフォームローンがまだ1000万円以上残っておりましたが、ほぼ同等の退職金を受け取る事ができる上、幸いにも起業後数年間については既に取引契約が確定しており、一定額の売上が見込めるという状況でした。その後の会社経営が順調に軌道に乗るかどうかによって将来の状況が大きく変わる為、今回は長期的なシミュレーションは行いませんでしたが、現在の生活スタイルを変えなくとも、今後15年程度は生活資金に問題は無い事が判明し、ご安心頂けました。

事例 ❸「離婚後の老後資金について」

離婚をされ、今後の老後資金に関するシミュレーションをして欲しいという女性からのご依頼でした。

貯金の他に投資信託や債券等の投資も積極的にされており、ある程度の資産をお持ちでしたが、老後独りで生活するには心許ないという事で、本来であれば65歳から受給できる老齢年金の受給開始年齢を引き上げる事により、年金受給額を増額させたいというお考えでしたので、受給年齢を65歳・70歳・75歳にした場合のシミュレーションを実施しました。

シミュレーションの結果、年金受給の繰り下げを行わなくとも十分老後資金が確保できる事が判明いたしました。その最大の要因は、基本生活費を最大限節約しておられる事でした。やはり日々の生活費を見直す事が、積立貯蓄や投資にも勝る、最大の防衛策である事が改めて思い知る事となりました。

今回は3つの事例をご紹介させて頂きました。今後も定期的にご紹介させて頂きたいと思います。

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